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「サル痘、韓国流入の可能性も排除できず」 政府

Write: 2022-05-25 13:13:25

Thumbnail : YONHAP News

政府は、最近海外で急速に感染が広がっているサル痘がすでに韓国に流入した可能性を排除できないとの分析を発表しました。
中央防疫対策本部は24日の記者会見で、「サル痘は、ヒトからヒトには感染しにくいものの、すでに国内に流入した可能性を排除できない」と明らかにしました。
サル痘の潜伏期間が最大21日であることを踏まえると、ウイルスの病原体保有者が無症状で韓国に入国した可能性があるということです。
サル痘は、主にアフリカでみられるウイルス性の感染症ですが、最近アフリカ以外の地域でも感染者が確認されていて、24日の時点でイギリス、スペインなど18か国で171人の感染者が発生しました。
感染者の血液や体液などに接触すると感染し、発熱と頭痛の症状が確認されてからおよそ3日後に顔や体に水疱ができるなどの症状が出るのが特徴だということです。
ただ、新型コロナウイルスよりも感染力が低いため、過剰に不安を感じる必要はないということです。
中央防疫対策本部は、「公衆保健の被害状況に備えて、サル痘のワクチン3502万人分を確保している」としたうえで、「ワクチン接種によるメリットが明確になったら使用する」と明らかにしました。
新型コロナの危険度も、ことしに入って初めて全国的に「低い」のレベルに緩和されました。
これと関連して政府は、新型コロナの医療対応も安定的に行われているほか、流行の規模が縮小している状況だと説明しました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は25日午前0時までに新たに2万3956人が確認され、累計で1801万7923人となりました。
入院中の重症患者は5人増えて237人、亡くなった人は23人増えて累積で2万4029人となり、致命率は0.13%となっています。

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