8日から新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていない人も、海外から韓国に入国する際の7日間の隔離が免除されます。
これまでもワクチン接種者は海外から入国する際の隔離が免除されていましたが、未接種者は7日間の隔離が義務付けられていました。
国内外の感染状況が安定したほか、ドイツやイギリス、デンマークなどでも海外からの入国者に対する隔離義務を相次いで免除する動きが出ていることを受け、政府は、ワクチン接種の有無や国籍を問わず、海外からの入国者に対する隔離義務を解除すると明らかにしました。
ただ、海外からの入国者に対するウイルス検査は、これまで通り入国前後に2回行われます。
入国前にはPCR検査か専門家用の迅速抗原検査を受け、入国後3日以内にPCR検査を受けなければなりません。
また、政府は8日から仁川国際空港の航空便数と飛行時間の制限も解除したため、今後、航空需要に合わせて航空便数が増えるものとみられます。
一方、直近の連休期間に減っていたウイルス検査が連休明けに急増し、新型コロナの新たな感染者が再び1万人を超えました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナの感染者は8日午前0時までに新たに1万3358人が確認されました。
死者は6人で、ここ8か月でもっとも少ない数となりました。
重症患者は114人で、12日連続100人台となっています。