メニューへ 本文へ
Go Top

政府、地域のイベントを点検 学校の安全教育も強化

Write: 2022-11-01 15:02:10

Thumbnail : YONHAP News

政府は、梨泰院(イテウォン)の転倒事故のような惨事を防ぐため、3日から地域のイベントに対する合同点検を実施することに決めました。また、若者の死傷者も多数発生したことから、学校の安全教育も強化することにしました。
 
中央災害安全対策本部は1日、会議を開き、群衆事故の予防対策を設けることを決めました。具体的には、3日から地域のイベントに対する政府の合同点検を実施することにしたほか、今回の事故のように特定の主催者がいないイベントに対する安全管理策も設けることにしました。
 
また、今回、若者の死傷者が多数発生したことを受けて、生徒向けの安全教育を強化する方針です。さらに、事故の犠牲者が通っていた中学、高校、大学を対象に、心理治療やカウンセリングを行うことにしました。
 
一方、中央災害安全対策本部は、梨泰院の転倒事故で亡くなった人は、1日午前11時の時点で合わせて156人になったと明らかにしました。31日夜から1日朝にかけて、重傷を負って治療を受けていた20代の女性2人が亡くなったということです。現在の負傷者数は、重傷者29人、軽傷者122人で合わせて151人です。
 
31日まで身元が不明だった1人も特定され、亡くなった人全員の身元が確認されました。
 
中央災害安全対策本部は、亡くなった人の遺体をソウルをはじめとする首都圏43か所の病院と葬儀場に安置したと明らかにしました。事故発生から3日が経ち、葬儀を終えた一部の犠牲者は1日午後から出棺が執り行われています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >