メニューへ 本文へ
Go Top

梨泰院転倒事故で55か所に家宅捜索 警察上部も対象に

Write: 2022-11-08 14:17:18

Thumbnail : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故を捜査している警察庁の特別捜査本部は、警察庁やソウル市消防災害本部などの家宅捜索に乗り出しました。対象には、警察庁やソウル警察庁の庁長室も含まれていて、警察上層部に対する捜査が本格化する見通しです。 
 
特別捜査本部は8日午前、梨泰院転倒事故と関連し、55か所に対する 家宅捜索を開始しました。特別捜査本部は2日に事故後初めての家宅捜索を行っています。
 
今回の家宅捜索では、警察庁のオフィス3か所とソウル警察庁のオフィス16か所も対象となっています。この中には、警察庁の警察庁長室や警察庁警備安全係、情報システム運営係、そしてソウル警察庁のソウル警察庁長室や情報・警備部長室、通信指令センターの室長室などが含まれています。警察庁とソウル警察庁トップの執務室がいずれも含まれていて、事故当時の報告の遅れなどと関連して、正確な報告時刻など事実関係を把握しようとするねらいがあるものとみられます。
 
一方、梨泰院を管轄する龍山(ヨンサン)警察署でも署長室や情報・警備課長室など7か所に対して家宅捜索が行われています。李林宰(イ・イムジェ)前龍山警察署長が事故当時、現場に到着した時刻について虚偽の報告書を作成したことや、ハロウィーンイベントに関する事前の内部報告書が事故発生後に削除された問題についても、関連資料が押収される見通しです。
 
このほか、龍山区庁長室や区の防犯カメラ管制センター、ソウル市消防災害本部、龍山消防署、ソウル交通公社本部、梨泰院駅なども家宅捜索の対象に含まれています。
 
警察は、家宅捜索を通じて主な被疑者や参考人の携帯電話、ハロウィーン関連の文書、パソコン、防犯カメラの映像などを差し押さえ、各種の疑惑に関する事実関係の確認に力を注ぐ方針です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >