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梨泰院の転倒事故 実名公開したメディアに批判殺到

Write: 2022-11-15 11:35:26

Thumbnail : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故の犠牲者について、あるネットメディアが遺族の同意を得ずに実名を公開しました。このメディアは本当の意味での追悼をするためだと説明していますが、批判が相次いでいます。 
 
15日に創刊を控えていたこのメディアは13日、梨泰院転倒事故で亡くなくなった158人のうち、155人の実名をホームページで公開しました。
 
このメディアは、「犠牲者たちを匿名の影に隠し、問題を矮小化しようとしている」として、本当の意味での追悼と責任追及に貢献するためには、名前だけでも公開する必要があると主張しています。
 
さらに、同意を得なかったのは遺族団体がなかったためだと説明しました。
 
弁護士団体「民主社会のための弁護士の集まり」は、トラウマを負っている遺族に対する取り返しのつかない権利侵害だとして公開停止を求めました。
 
また、与党「国民の力」は、実名公開について、言論の自由ではなく、暴力的かつ非道な行為だと批判しました。さらに、実名公開を主張してきた最大野党「共に民主党」も共犯だと批判しました。
 
一方、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は、この日、国会で1時間半にわたって遺族らと非公開の懇談会を開きました。懇談会のあと、安浩永(アン・ホヨン)首席報道官は、「遺族のうち、実名と写真が公開され、きちんとした追悼が行われることを望む遺族が相当数いた」と述べました。

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