新型コロナウイルスのパンデミックが発生してから3回目となる全国共通の大学入学試験、大学修学能力試験が17日、全国1375の試験会場で一斉に行われました。 
 
大学修学能力試験は、午前8時40分から始まり、１限目の国語、2限目の数学、3限目の英語、4限目の韓国史・探求、5限目の第2外国語・漢文の順で、午後5時40分まで行われます。
 
大学修学能力試験の受験生の数は去年より1791人減って、50万8030人でした。このうち在校生は35万239人で69%、卒業生は14万2303人で28%でした。
 
おととしと去年に続いてことしも、新型コロナに感染した受験生は特別に設けられた試験場で受験し、入院治療者は病院で試験を受けました。また、当日に感染症状が確認された受験生は、一般の試験場に別途設けられた試験室で受験しました。
 
教育部によりますと、16日午前0時の時点で、新型コロナに感染して受験当日に隔離対象者となることがわかった受験生は1817人、病院で試験を受けることが決まった受験生は3人だったということです。
 
試験の成績は来月9日に通知され、来月29日に個別の大学への願書の提出がスタートします。