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去年 出生数は過去最少 死亡数は過去最多

Write: 2023-02-22 11:54:30

Thumbnail : YONHAP News

去年、出生数が過去低値を更新したのに対し、死亡数は過去最多となり、1年間で人口が12万人以上減ったことがわかりました。 
 
統計庁が22日にまとめた「2022年の人口動向調査」によりますと、去年の出生数は24万9000人で、おととしより1万1500人、率にして4.4%減りました。
 
出生数は、2016年に40万人を割り込み、2020年には30万人を下回っていて、その後も減少がつづいています。
 
一方、去年一年間に亡くなった人は37万2800人で、おととしより5万5100人、率にして17.4%増え、過去最多となりました。
 
これにより、出生数から死亡数を引いた人口の自然増減は、12万3800人の減少でした。これは、おととしの2倍を上回っています。
 
韓国の人口は、2020年以降3年連続で自然減となっています。
 
一方、1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数を示す「合計特殊出生率」でOECD=経済協力開発機構加盟国を比較すると、おととしの加盟国の平均は1.59、日本は1.30、韓国は0.81でした。OECD中、1を下回っているのは韓国だけです。
 
韓国の合計特殊出生率は、去年さらに0.03下がり、0.78でした。
 
地域別では、韓国の中央官庁が集まっている世宗(セジョン)市だけが去年、1.12で唯一1を上回り、ソウルは0.59で、17の市と道のうち最も低くなっています。
 
婚姻件数も2012年以降、減少が続いており、人口の減少がさらに加速することが懸念されています。

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