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ボーイング737NG、さらに4機で亀裂見つかる 韓国は他国の2倍

Write: 2019-11-12 10:04:52

Thumbnail : YONHAP News

韓国の航空会社が保有するアメリカ・ボーイング社の航空機 「737NG」で、胴体の一部に亀裂が見つかり運行が中止されたことを受けて、韓国政府が当初より範囲を広げて調査を行ったところ、さらに多くの機体で亀裂が見つかりました。
今月はじめ、アメリカ連邦航空局(FAA)は、ボーイング社の旅客機737シリーズの旧モデル「737NG」のうち運行回数3万回以上の機体で欠陥が発生する可能性が高いとして、航空会社に対して緊急検査を指示しました。
これを受けて国土交通部が国内にある「737NG 」のうち、運行回数3万回以上の42機を調査したところ、大韓航空の5機など合わせて9機で亀裂が見つかり、運行を中断しました。
ところが、「運行回数2万回以上」に範囲を広げて調査を行ったところ、さらに4機で亀裂が見つかり、直ちに運行が中断されました。
これまで亀裂が確認された13機については、ボーイング社に具体的な状況が報告されていて、亀裂の原因について精密な調査が行われていますが、国内では老朽化によるものとの見方が強いということです。
一方、韓国では、ほかの国に比べて2倍近い割合で「737NG」の機体に欠陥が発見されていて、これについて国土交通部は「何らかの原因があるのか、必要があればアメリカ連邦航空局に共同で原因を調査することを提案する方針だ」としています。

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