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第2四半期の家計所得・支出 緊急災害支援金の影響で増加

Write: 2020-08-20 14:43:26

Thumbnail : YONHAP News

第2四半期の家計の所得と支出は、新型コロナウイルスの影響が広がるなかでも、いずれも前の年の同じ時期に比べて増えました。
統計庁が20日に発表した内容によりますと、ことし第2四半期の1世帯あたりの月平均所得は527万2000ウォンで、前の年の同じ時期に比べて4.8%増加しました。
所得増加の背景となっているのは、全国民に給付された緊急災害支援金を含む「移転所得」でした。
第2四半期の移転所得は98万5000ウォンで、前の年の同じ時期に比べて80%以上も増加した一方、勤労所得は61万1000ウォンと5.3%減り、事業所得も4.6%減少しました。
とくに、勤労所得と事業所得は、いずれも所得下位20%に該当する世帯の減少幅が最も大きくなっていました。
一方、緊急災害支援金などの移転所得が増えたことで、所得下位20%世帯の第2四半期の月平均所得は前の年の同じ時期に比べて8.9%増加したほか、所得上位20%世帯の月平均所得も2.6%増加しました。
所得の格差を表す、所得上位20%の平均所得を下位20%平均所得で割る「所得5分位倍率」は4.23で、前の年の同じ時期に比べて0.35ポイント低下しました。
第2四半期の家計の支出もまた、緊急災害支援金の影響で去年より増えました。
全国の2人以上の世帯の支出は388万2000ウォンで、前の年の同じ時期に比べて1.4%増えました。消費支出は2.7%増加し、非消費支出は2.3%減少したということです。

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