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韓国政府、カーボンニュートラル達成に向けてエコカー普及に拍車 

Write: 2021-02-18 14:48:46

Thumbnail : Getty Images Bank

韓国政府は、2050年までにカーボンニュートラルを達成するために、エコカーの普及に積極的に取り組むことを決めました。
韓国政府は18日、丁世均(チョン・セギュン)国務総理も参加して国政懸案点検調整会議を開き、今後5年間のエコカー育成戦略を盛り込んだ第4次エコカー基本計画について議論を交わしました。
この計画によって政府は、EV=電気自動車など現在、普及しているエコカー82万台を5年後までに283万台、2030年までに785万台にまで増やす目標を掲げました。
また需要創出に向けて、公共機関で自動車を購入する際はすべてエコカーを購入し、レンタカー業者や大企業などに対してもエコカーの購買目標制度を導入するということです。
また、普及の障害とされているインフラ不足を解消するために、政府は2025年までにEVの充電施設を50万機に増やすほか、全国70か所あるステーションを来年までに180か所、2025年までに450か所設置する計画です。
また、EV専用のプラットホームや部品・素材の国産化や、バッテリーのリース事業などを通じて自動車価格の低下を誘導し、普及の追い風とする方針です。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は去年、国連での演説で、国際社会と共に気候変動に積極的に対応するために、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの達成を目指すと発表していて、その一環としてエコカー普及に拍車をかけようとしているものとみられます。

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