メニューへ 本文へ
Go Top

ことしの物価上昇率、2008年の4.7%上回る可能性も 韓国銀行

Write: 2022-06-21 11:02:00

Thumbnail : YONHAP News

韓国銀行は、ことしの消費者物価の上昇率は、リーマンショックが発生した2008年の上昇率4.7%を上回る可能性があると明らかにしました。
韓国銀行は21日、「国際原油価格の高騰がさらに進むなど、足元の条件の変化を考慮すれば、ことしの物価上昇率は企画財政部が先月、発表した4.5%を上回るものとみられる」との予想を示しました。
さらに、年平均の物価上昇率が4.7%だった2008年と比べてみると、ことし上半期までの物価上昇の動きが、当時の上半期と非常に似ているということです。
ただ、2008年にはリーマンショックが発生し、上半期の物価上昇が鈍化しましたが、ことしは上半期以降も上昇が続く可能性が大きいとみられ「2008年の4.7%も上回る可能性もゼロではない」と分析しています。
企画財政部はすでに先週の時点で、上半期の経済政策の方向性を示し、このなかで物価上昇率を4.7%へ大幅に引き上げましたが、今回はこれを上回る可能性があることを示しています。
韓国銀行は、当分は5%を大きく上回る上昇ぶりが続くものと見通していて、とくに今月の物価上昇率は先月の5.4%を上回るものと予想しています。
その理由としては、ロシアのウクライナ侵攻の長期化による原材料価格の高騰やグローバルサプライチェーンの停滞の深刻化、感染対策の緩和による消費回復の拡大などを挙げました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >