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7月の消費者物価6.3%↑ 通貨危機以来の増加幅

Write: 2022-08-02 11:40:57

Thumbnail : YONHAP News

韓国では、工業製品や農畜水産物の値上がりや、電気やガス料金の大幅な高騰などで、消費者物価の上昇率が2か月連続で6%台を記録しました。
統計庁の2日の発表によりますと、7月の消費者物価の伸び率は、前の年の同じ時期に比べて6.3%でした。
これは、アジア通貨危機で韓国経済が大きな打撃を受けた1998年11月に記録した6.8%以降、23年8か月で最も大きい上昇幅です。
具体的に見てみますと、軽油が47%、ガソリンは25.5%上昇するなど、工業製品が8.9%上昇しました。
電気料金は18.2%、都市ガス料金は18.3%上昇したほか、豚肉は9.9%、輸入牛肉は24.7%上昇しました。
こうした中、韓国銀行は2日、会議を開き、最近の物価状況や今後の物価の見通しを点検しました。
この会議で、韓国銀行のイ・ファンソク副総裁補は「消費者物価上昇率が2か月連続で6%台となったのは、先月の金融通貨委員会で予想した範囲内だ」としながらも、「今後も消費者物価は、原油価格の高騰、需要側の物価圧力増大などにより、当分の間、6%を上回る上昇幅を維持するものとみられる」と明らかにしました。

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