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北韓「金剛山観光地区を独自で開発」 次の5か年計画に編入か

Write: 2020-12-21 12:02:36

Thumbnail : YONHAP News

北韓は、金剛山(クムガンサン)観光地区について、独自で開発を進める方針を改めて示しました。 
朝鮮中央通信が20日、報じたところによりますと、北韓の経済を統括する金徳訓(キム・ドクフン)内閣総理は、金剛山観光地区の開発事業現場を視察し、「金剛山観光地区を独自で開発し、世界がうらやむリゾート地にする」と意欲を示しました。
また「金剛山観光地区を国際観光文化地区に作り上げるための開発事業を段階別計画に沿って進めていく。世界的レベルのホテル、ゴルフ場、スキー場を建設し、金剛山の自然景観と調和をなす民族的特性と現代性を併せ持つ独自の開発を進める」と強調しました。
これについて、北韓が来年1月に開かれる党大会で発表される新たな国家経済発展5か年計画に金剛山観光地区の開発計画を盛り込むだろうという見方が出ています。
北韓は去年10月、金剛山観光地区を独自開発するとして、韓国が建設した施設を撤去するよう求める通知文を送ってきましたが、韓国側は直接向かい合って協議することを求めて、受け入れませんでした。
ところが、北韓はことし1月に新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に、北韓側から先に、韓国側施設の撤去を当面見送ると通知してきています。
統一部の当局者は、「南北は、金剛山観光問題を解決し、国際観光地に発展させるということで一致している。新型コロナの感染状況などを考慮して、適切な時期に直接会って、協議することを望んでいる」と語りました。

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