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金正日総書記死去10年の追悼大会 金委員長ら要人が出席

Write: 2021-12-20 12:49:00

Thumbnail : YONHAP News

北韓の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から10年となる17日朝、平壌(ピョンヤン)の錦繡山(クムスサン)太陽宮殿前の広場で追悼大会が開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長をはじめ、要人らが出席しました。
金正日総書記の追悼大会の開催は2016年以来、5年ぶりとなります。
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は18日、「金正日同志の死去から10年となる17日、中央追悼大会が錦繡山太陽宮殿で厳粛に執り行われた」と報じました。
朝鮮中央テレビが報じた追悼大会の映像では、金委員長は終始固い表情でしたが、涙ぐむ様子も見えました。
国会に当たる最高人民会議の崔竜海(チェ・リョンヘ)常任委員長は追悼の辞で、故金総書記について「社会主義を固く守り、富強祖国の建設に向けた奇跡を作り、わが国を尊厳高き強国の地位に立たせた」と評価しました。
金委員長は、崔竜海常任委員長、趙勇元(チョ・ヨンウォン)党書記、 金徳訓(キム・ドクフン)首相らとともにひな壇に立ちました。
妹の金副部長も出席しましたが、李雪主(リ・ソルジュ)夫人の姿は見えませんでした。
金委員長は同じ日、追悼大会が行われる前に要人らとともに故金総書記の遺体が安置された錦繡山太陽宮殿を参拝しました。
参拝には、北韓の経済を総括する内閣や省庁の幹部らが大勢同行し注目を集めました。
金委員長政権発足から10年を迎え、対北韓制裁や新型コロナウイルス感染症の影響でさらに厳しくなった経済と国民生活の再生に力を入れるというメッセージとみられます。
北韓では17日、各地で追悼行事が行われました。

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