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韓国軍 北韓無人機の領空侵犯受け態勢の強化へ

Write: 2022-12-27 14:38:33

Thumbnail : YONHAP News

北韓の無人機5機が26日午前、南北の軍事境界線を越えて韓国の領空に侵入したことを受け、韓国軍は、態勢を強化すると明らかにしました。 
 
合同参謀本部は27日の定例記者会見で、北韓の無人機による領空侵犯への対応において不十分だった点を洗い出すため、作戦を遂行した部隊を中心に準備態勢の点検を今日から実施することにしたと発表しました。
 
合同参謀本部は、無人機1機が住宅地まで南下したにもかかわらず、地域住民に警告を出さなかったことについて、「無人機を追跡し続けていたため、途中で住民にメールなどで知らせることができなかった」と説明しました。
 
また、北韓の無人機がソウル首都圏に侵入し、大統領室のある龍山(ヨンサン)付近まで飛行した可能性を指摘する報道については、「龍山の上空を飛行した航跡はなかった」と主張しました。
 
北韓の無人機を何度も見失ったにもかかわらず、龍山には侵入していないと確信する根拠については、龍山は重要地域であるため、性能が高い追跡装置が設置されているとだけ述べ、それ以上の説明は避けました。
 
無人機5機の航跡を正確に追跡できなかった理由については、3メートル以下の無人機は、探知や識別が難しいためだと答えました。
 
北韓の領空侵犯の翌日、27日の午前、韓国軍は京畿道(キョンギド)金浦(キンポ)市と仁川の江華島(カンファド)一帯に無人機を出動させ、およそ2時間にわたって捜索と偵察活動を行いました。

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