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北韓 戦術核弾頭と主張の写真を初公開 小型化を誇示か

Write: 2023-03-28 13:12:51

Thumbnail : YONHAP News

北韓が、SRBM=短距離弾道ミサイルや巡航ミサイルに搭載する戦術核弾頭のものだと主張する写真を、初めて公開しました。核兵器の実戦能力を誇示するねらいがあるとみられます。 
 
労働新聞など北韓の機関紙は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が27日、核兵器に関する事業を指導したとして、実物と主張する数種類の戦術核弾頭や、模型、写真などを公開しました。
 
メディアが公開した写真には、「火山(ファサン)31」と名付けられた戦術核弾頭8種類が載ったパネルのほか、10個以上の弾頭が写っています。
 
軍と情報当局は、情報を詳しく分析しているということです。
 
北韓は、2016年と2017年に増幅核分裂弾と水素爆弾の弾頭と推定される核弾頭の模型をそれぞれ公開し、その後に5回目と6回目の核実験を行いました。
 
とくに、2017年の核実験は、弾頭の情報が公開された数時間後に行われました。
 
今回の戦術核弾頭の情報公開は、7回目の核実験が近いことを示唆しているのではないかという見方も出ています。
 
北韓が去年から何度も発射している固体燃料型SRBMの超大型放射砲「KN-25」や地対地ミサイル「KN-24」、短距離弾道ミサイル「KN-23」のいずれにも搭載できるほど、小型化が進んでいることをアピールするねらいがあるものとみられます。
 
これまで韓国軍と情報当局は、北韓の核弾頭の小型化技術にはかなりの進展があったものの、SRBMに搭載できる水準には達していないだろうと推定していました。

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