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韓国石油公社のパイプラインが爆破される イエメン

Write: 2010-11-03 10:25:01

イエメン南部のシャブワ州にある韓国石油公社の石油パイプラインの一部が、2日、爆発物によって爆破されました。
韓国石油公社によりますと、今回爆破されたのは、韓国石油公社がイエメンに設けている石油パイプライン204キロのうち、イエメンの首都・サヌアから南東側に270キロ離れているシャブワ州にある石油探査第4鉱区と70鉱区の境界の石油パイプラインだということです。
アラブ圏の衛星報道チャンネル「アルアラビア」が報道したところによりますと、イエメンの保安当局者らは、今回の爆発に国際テロ組織アルカイダが関与している可能性があるという見方を示しているということです。
さらに、AFP通信も、一時、アルカイダのアラビア半島支部がパイプラインの爆発を主導したと主張してきたと報道していましたが、現在は、これについて報道していません。
また、イエメンでは、地方の部族が地方政府への不満を表すため、石油パイプラインなど産業施設を爆発させる事例が度々発生しており、今回の事件は、地方部族によるものであるとの見方も出ています。
一方、韓国石油公社は、「民兵隊を雇用して今回爆発した石油探査第4鉱区周辺を警備してきたが、パイプラインが長く、完璧な警護は難しい。現在、事故の経緯を調査しながら、現地の復旧チームがパイプラインの修理作業を行っている」と説明しています。

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