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「北韓、2012年完成目指し軽水炉を建設中」 米関係者

Write: 2010-11-17 13:20:11

北韓は2年後の完成を目標に寧辺(ヨンビョン)の核施設に100メガワット規模の実験用軽水炉の建設を進めていると、このほど、北韓を訪れたアメリカで韓半島平和担当特使だったプリチャード韓米経済研究所長が述べました。
プリチャード所長は今月2日から6日までの5日間、北韓を訪れて寧辺などを視察してきました。プリチャード所長は、16日、ワシントンで韓国の特派員に対して、このように述べるとともに、「北韓滞在中に北韓の当局者が寧辺に軽水炉を建設中だと述べて、われわれはこれをアメリカ政府に報告した。北韓が軽水炉を建設しているという場所は、かつて冷却塔のあった近くで、鉄筋を立てる工事が進められていた」と述べました。
一方、北韓が咸鏡北道で3回目の核実験を行う可能性があると、日本の産経新聞が17日、イギリスの軍事情報会社の分析を引用して報道しました。
産経新聞によりますと、イギリスの軍事情報会社「IHSジェインス」は、16日、「北韓が去年5月に2回目の地下核実験を行った咸鏡北道で、当時と同じく、トンネルの掘削が行われていることを、衛星写真を通じて確認した。このトンネルは、北韓が3回目の地下核実験を行うために作られているものとみられる。現場の状況から、今後半年以内になんらかの活動が行われる可能性があると考えられる」と指摘したということです。
これについて、韓国政府の関係者は、「北韓が3回目の地下核実験を準備しているという具体的な証拠はまだ確認されていないが、北韓の核関連施設は常に注視しており、関係国とも緊密に情報を共有している」と説明しています。

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