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米大統領、来月20日に訪韓 首脳会談は21日

Write: 2022-04-28 13:37:33

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が来月21日にアメリカのバイデン大統領と初めての首脳会談を行うことになりました。 
尹氏側の関係者が28日、明らかにしたところによりますと、バイデン大統領は来月20日から22日まで韓国を訪れる予定で、韓米首脳会談は2日目の21日に開催することに決まったということです。
尹氏は来月10日に就任しますが、就任から11日で初めての韓米首脳会談が開かれることになり、前例のない早さとなりました。
ホワイトハウスも28日、バイデン大統領が来月20日から24日まで韓国と日本を歴訪する予定だと公式に発表しました。
バイデン大統領は韓国を先に訪れたあと、中国をけん制するためのアメリカ、日本、オーストラリア、インドの4か国の枠組み「クアッド(QUAD)」の首脳会合に出席するため日本に向かいます。
歴代のアメリカ大統領は、アジア歴訪の際、最初に日本を訪れることが多かったため、韓国を先に訪れるのは異例といえます。
韓国大統領が就任後初めてアメリカを訪問するより先に、アメリカ大統領が韓国を訪問するのは、1993年7月、当時のクリントン大統領が韓国を訪れ、金泳三(キム・ヨンサム)大統領と会談して以来、29年ぶりです。
今回の韓国訪問では、尹氏が安全保障や経済など多方面で進めるアメリカとの包括的戦略同盟の強化に向けた具体策が議論されそうです。
なかでも北韓の核・ミサイルの脅威が日増しに高度化していて、北韓に対する韓米の対応戦略の強化が急がれることから、韓国の新政権とアメリカがどのような連携策を打ち出すかに注目が集まっています。
バイデン政権は今回の歴訪で、東アジアの中心的同盟国の韓国、日本との2国間、そして韓日米3か国間の連携強化を通じて、中国へのけん制を強める狙いがあるとみられます。
尹政権がアメリカの中国けん制にどれほど深入りするかが試されることになりそうです。

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