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康京和外交部長官交代へ 文大統領、3人の閣僚人事を発表

Write: 2021-01-20 12:38:54

Thumbnail : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の交代を決め、後任に鄭義溶(チョン・ウィヨン)前国家安保室長を内定しました。
また、文化体育観光部長官には与党「共に民主党」の黄熙(ファン・ヒ)議員を、中小ベンチャー企業部長官には同じく「共に民主党」の権七勝(クォン・チルスン)議員を内定しました。
大統領府青瓦台の鄭萬昊(チョン・マノ)国民疎通首席秘書官は20日の記者会見で、3人の閣僚人事を発表しました。
文大統領は去年12月に2回の閣僚人事を行い、6人の長官を入れ替えていますが、今回3人の長官を含めると、これで閣僚の半分を入れ替えることになります。
文政権発足以降、4年間外交部長官を務めた康長官の鄭前国家安保室長への交代は、バイデン政権の発足に合わせた人事だとの見方があります。
外交や安全保障などを担当する国家安保室長を務めた鄭氏を、外交部長官の候補に内定させたことについて、鄭氏がこれまで韓半島プロセスを主導してきた点に注目し、米朝非核化交渉の再開を念頭に置いているとの見方がありますが、その一方で、外交安保を担当できる人材が限られていることを意味するとの見方もあります。
鄭氏は、1946年生まれで、ソウル大学の外交学科を卒業し、アメリカ・ハーバード大学行政大学院で修士号を取得しました。
第17代国会議員を経て、文政権の初代国家安保室長を3年間務め、韓米間の懸案の調整や、韓半島平和プロセスの実行に向けた米朝交渉、韓半島の非核化交渉などの調整を担当しました。
その後、徐薫(ソ・フン)国家安保室長にバトンを渡し、大統領外交安保特別補佐官を務めました。
文化体育観光部長官候補の黄熙(ファン・ヒ)議員は、崇実(スンシル)大学の経済学科出身で、ソウル陽川(ヤンチョン)区甲の再選議員です。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では、青瓦台の行政官を務め、民主党の広報委員長、院内副代表などを歴任しました。
中小ベンチャー企業部長官候補の権七勝(クォン・チルスン)議員は、高麗(コリョ)大学の経済学科を卒業し、京畿道(キョンギド)議会議員を経て、2016年の第20代総選挙と2020年の第21代総選挙で当選した再選議員で、同じく盧武鉉政権で青瓦台に務めた経験があります。
中小ベンチャー企業部長官の入れ替えは、朴映宣(パク・ヨンソン)長官がことし4月のソウル市長補欠選挙への出馬を決心したことによるもので、朴長官はこの日午前、辞意を表明しました。

★2021年1月21日修正

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