政府が国民の88％に1人あたり25万ウォンずつを支給する、新型コロナウイルスの災害支援金申請の受け付けが6日、始まりました。
新型コロナの災害支援金が国民に支給されるのは、これで6回目となります。
今回の災害支援金は、高所得者を除く国民の88%にあたる2018万世帯に、1人あたり25万ウォンずつを、旧盆の秋夕（チュソク）連休前にも受け取ることができるようにするもので、6日から申請の受け付けが始まりました。
政府は先月下旬、33兆ウォンにのぼる今年度2回目の補正予算案を編成しましたが、その後、新型コロナの感染者数が１日1000人を上回るようになったことから、1兆9000億ウォン増額して合わせて34兆9000億ウォンとすることにしました。
今回の災害支援金は、6日から来月29日までの間に、クレジットカード会社や地域商品券のホームページなどを通じてオンラインで申請できます。
申請が殺到し、混乱が生じることが予想されることため、最初の週に限って、生まれた年の下1桁ごとに申請できる曜日を定めました。
2週目からは、生まれた年に関係なく申請できます。
支給を受ける方式は、クレジットカードまたはデビットカード、プリペイドカード、地域商品券の中から選択することができ、申請日の翌日に支給され、使用期限は年内までです。
また年内に使用せずに余った金額は、国や自治体に自動的に寄付されることになっています。
この支援金は、伝統市場や小規模店舗などで使えますが、デリバリーアプリやフランチャイズ直営店などでは使えません。