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文大統領、欧州歴訪へ G20サミット・COP26など参加

Write: 2021-10-28 13:30:14

Thumbnail : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、28日から7泊9日の日程で外遊し、イタリア・ローマで開かれるG20=主要20か国首脳会合とイギリス・グラスゴーで開かれるCOP26=国連気候変動枠組み条約締約国会議に参加するほか、ハンガリーを国賓訪問します。
文大統領はまず現地時間の29日、バチカンを訪れ、フランシスコ・ローマ教皇、教皇庁のパロリン国務長官とそれぞれ会談します。
文大統領が教皇庁を訪問するのは2018年10月以来、2回目です。
フランシスコ教皇は当時、文大統領の北韓訪問の提案を受けて「公式な招待状が届けば行きたい」として訪問の意思を示していました。
このため、今回の会談で文大統領がフランシスコ教皇に対して改めて北韓訪問を呼びかけるものとみられています。
その後、文大統領は30日からローマで開かれるG20首脳会合に参加します。
今回の首脳会合で文大統領は、包容的で持続可能な回復および再建のための国際協力方策を各国首脳と議論し、主要国の首脳とそれぞれ会談を行う予定です。
11月1日と2日は、イギリス・グラスゴーで開かれるCOP26=国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議に参加し、気候変動対策として韓国の温室効果ガス削減に向けた意志などを強調する方針です。
とくに、2030年までに温室効果ガスの排出量を2018に比べて40%削減するという内容が盛り込まれた「2030国家温室効果ガス削減目標(NDC)」を発表するものとみられています。
さらに文大統領は、ハンガリーを国賓訪問し、2019年に首都ブタペストのドナウ川で、多くの韓国人観光客が犠牲となった遊覧船沈没事故の現場を訪れ、犠牲者を追悼する予定です。
また、ハンガリー、スロバキア、チェコ、ポーランドの中欧4か国の枠組み「ビシェグラード・グループ」の首脳会合やビジネスフォーラムにも参加するほか、ハンガリーのヤーノシュ大統領を含め、各国首脳ともそれぞれ会談を行うということです。
文大統領は、7泊9日のヨーロッパ歴訪を終え、来月5日帰国する予定です。

★2021年11月4日修正

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