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韓国が上陸作戦で初の指揮 環太平洋合同演習

Write: 2022-07-07 11:36:18

Thumbnail : KBS News

韓国は、アメリカ主導の海上軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)」で、8か国が参加する大規模な合同上陸作戦を指揮することになりました。
「環太平洋合同演習」は、アメリカ主導で2年おきに行われ、今年で28回目となります。
ことしの演習は6月29日から8月4日にかけて、アメリカをはじめ、韓国、日本、イギリス、フランスなど26か国から艦艇38隻、潜水艦4隻、航空機170機あまり、兵士およそ2万5000人が参加して、ハワイ周辺で行われています。
韓国の参加は、ことしで17回目で、海軍艦艇4隻と海兵隊員などおよそ1000人を派遣しています。
これは、これまでで最大規模の派遣で、アメリカに次いで2番目の規模になります。
参加した韓国海軍の少将は、アメリカ、オーストラリア、インドなど8か国の艦艇13隻と9か国の海兵隊員1000人あまりが参加する大規模な上陸作戦を指揮することになります。
韓国海軍は、大型輸送艦「馬羅島(マラド)」(1万4500トン)を、この演習に初めて派遣していて、サッカーコート2つを並べた広さの甲板を持つ「馬羅島」は、副指揮艦の役割を果たすということです。
英語を主に話さない非英語圏の国に上陸作戦の司令官を任せるのは今回が初めてで、世界の安全保障での韓国の役割や地位が高まったことを意味すると受け止められます。
アメリカはこの演習に中国、ロシアは招いておらず、演習の目的を、主な大国の攻撃を抑止し、抑え込むためとしていることから、中国とロシアをけん制する狙いがあるとみられます。
韓国はこの演習に続いて、アメリカ、日本などとともに、北韓によるミサイル発射などに対応するための、弾道ミサイル探知、追跡訓練を続けることにしています。

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