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済州島沖で発生の地震 断層の活性化が原因か

Write: 2021-12-15 14:11:27

Thumbnail : YONHAP News

14日午後5時19分頃、済州(チェジュ)島の西帰浦(ソギポ)市の西南西41キロの海域で、マグニチュード4.9の地震が発生しました。
これは、ことし韓半島で発生した地震としては最も大きい規模で、気象庁は余震が今後も続く可能性があるとして注意を呼びかけています。
今回の地震は、気象庁が地震の観測を始めた1979年以降では11番目の規模で、済州島の内陸や周辺の沖合で発生した地震としては最大の規模です。
済州島周辺で発生した地震のうち、これまで最も規模が大きかった地震は、2008年5月31日に済州市の西の海域78キロで発生したマグニチュード4.2の地震です。
14日の地震は、済州島の周辺海域で確認されている断層の影響で起こったものとみられています。
韓国で地震がよく発生するのは梁山(ヤンサン)断層帯につながる浦項(ポハン)など東海岸一帯で、2016年に慶州(キョンジュ)でマグニチュード5.8の地震が、2017年には浦項でマグニチュード5.4の地震が発生しています。
梁山断層帯については、今も活動する活断層かどうかをめぐって議論がありましたが、慶州・浦項地震発生後に行われた調査の結果、活断層であることが判明しています。
専門家は、済州島周辺の断層についても、今回の地震により活性化する可能性があるとして、徹底した調査が必要だと指摘しています。

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