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韓国初の月探査衛星「タヌリ」 5日に打ち上げへ

Write: 2022-08-02 11:50:52

Thumbnail : YONHAP News

韓国初の月探査衛星「タヌリ」は、当初の計画より2日延期された5日、打ち上げが行われる予定です。
科学技術情報通信部の韓国航空宇宙研究院によりますと、タヌリは今月5日午前8時8分、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地で打ち上げられる予定です。
タヌリは当初、3日午前に打ち上げられる予定でしたが、打ち上げを代行するアメリカの民間宇宙企業「スペースX」が、タヌリを載せる「ファルコン9」の点検を行っているなかで追加の作業が必要な部分が見つかったとして、打ち上げの日程を延期しました。
タヌリは現在、打ち上げ前の点検を終えて、空軍基地内の組立試験棟でタヌリを載せる「ファルコン9」ロケットへの搭載を待っています。
2016年から2367億ウォンを投じて独自開発されたタヌリには、国内で開発された高解像度カメラ5種類とNASA=アメリカ航空宇宙局が開発した探査船の着陸に必要な情報を確保する「シャドーカム」など6種類の装置が載せられます。
打ち上げに成功すれば、「タヌリ」は地球から150万キロほど離れ、地球と月の重力を利用する方式で12月に月の軌道に投入される予定です。
タヌリが無事、月の軌道に投入されれば、韓国はロシアやアメリカ、日本、EU=ヨーロッパ連合、中国、インドに次いで世界7番目の月探査国となります。

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