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文大統領 カナダのトルドー首相と電話会談

ニュース2017-05-16
文大統領 カナダのトルドー首相と電話会談

文在寅(ムン・ジェイン)大統領16日、カナダのジャスティン・トルドー首相と就任後初めて電話で会談し、両国関係の発展や北韓の核問題などについて意見交換しました。
電話会談で文大統領は、北韓のミサイル発射について、「北韓の核の完全な廃棄を目指し、制裁や対話などあらゆる手段を用いて大胆で根本的な非核化を推進していく。北韓の核問題が完全に解決するまで支持してほしい」と求めました。
これに対し、トルドー首相は、「文大統領と韓国のために心強い友人になる。カナダは、中国やアメリカと良い関係を維持しており、韓半島の平和な未来のためにできることがあればいつでも助けたい」と応えました。
文大統領はまた、「来年開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを機にトルドー首相が韓国を訪問すれば、両国関係の発展だけでなく、カナダ選手団の士気高揚にもなるだろう」と、トルドー首相の韓国訪問を呼びかけ、トルドー首相は感謝の意を示しました。
尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官によりますと、両首脳は、相互訪問を呼びかける一方で、7月はじめにドイツ・ハンブルグで開催されるG20サミットで会談することを希望したということです。

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