ポニーの誕生、自動車工業の自立と跳躍

韓国産自動車第1号、ポニー
1960年代末、韓国の自動車生産は単純に自動車の部品を組み立てるレベルにとどまっていました。セナラ自動車に次いで、新進(シンジン)、アセア、現代(ヒョンデ)自動車などの企業が自動車の組み立てに飛び込みました。1970年代、韓国政府は自動車の国産化政策を施行、自動車産業を育成しました。1974年、起亜(キア)産業は、韓国で初めて韓国産エンジンを装着した乗用車「ブリサ」を開発しました。

現代(ヒョンデ)は韓国最初のオリジナルモデルとなった乗用車「ポニー」と「クーペ」の発売を開始します。「ポニー」の開発で、韓国はアジアで2番目、世界で6番目のオリジナルモデルの自動車生産国となりました。1976年、「ポニー」は韓国自動車市場の60%を占めるまでに成長し、韓国の自動車としては初めてエクアドルにも輸出されています。韓国政府が推進した重化学工業育成と中東建設によって、韓国の経済は好況期を迎え、1970年代末、自動車産業も急成長の兆しが見えはじめました。
現代自動車「ポニー」
現代自動車「ポニー」
資料出所: KBS
「ポニー」の誕生
「ポニー」の誕生
資料出所: KBS
「ポニー」の誕生
「ポニー」の誕生
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「ポニー」の誕生
「ポニー」の誕生
資料出所: KBS
「ポニー」の誕生
「ポニー」の誕生
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「ポニー」の誕生
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「ポニー」の誕生
「ポニー」の誕生
資料出所: KBS
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1976