ワシントンで行われているアメリカ産牛肉の輸入再開をめぐる韓国とアメリカの追加交渉でアメリカは生後３０カ月以上の牛肉の輸出を阻止する修正案を示してきたと、外交通商部の金宗壎（キム・ジョンフン）通商交渉本部長が明らかにしました。
金宗壎本部長は、韓国時間で１８日朝、３回目の追加交渉に臨む前に記者団に対して、「アメリカが複数の修正案を示してきた。いまはその実効性を検討しているところだ。韓国国民が憂慮している点を解消できると思う」と述べて、交渉が妥結する可能性をほのめかしました。
しかし１８日朝の交渉では双方が合意することはできず、早ければ韓国時間で１８日夜にも４回目の追加交渉が行われる見込みです。
これと関連し、ホワイトハウスのフラト副報道官は、両国にとってともに良い結論が出ることを期待すると述べました。
そのうえで、牛肉問題がブッシュ大統領の韓国訪問に支障を与えたかという記者団の質問については、「ブッシュ大統領の韓国訪問については何も発表していない」としてコメントしませんでした。

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