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韓国駐在米大使にソン・キム6か国協議特使

ニュース2011-06-04
韓国駐在米大使にソン・キム6か国協議特使

アメリカのオバマ大統領は、次の韓国駐在大使にソン・キム6か国協議特使を内定し韓国政府に同意を要請してきたことが分かりました。
韓国の外交通商部によりますと、オバマ大統領は韓半島問題に精通しているソン・キム氏が、韓国駐在アメリカ大使に適任だと判断した模様です。
韓国系アメリカ人が韓国駐在大使に任命されるのは、韓米両国が国交を結んで以来、初めてのことです。
ソン・キム氏は、今年51歳、中学1年まで家族とソウルで暮らしていましたが、東京の韓国大使館に勤務していた父親が1970年代半ばに公務員を辞め、家族全員でカリフォルニア州に移住し、1980年にアメリカの市民権を獲得しました。そしてペンシルベニア大学を卒業し、法科大学院を経て検事になっていましたが、外交官に転職し、ソウルのアメリカ大使館にも勤務したことがあります。その後、2006年に国務省の韓国課長に任命されるとともに北韓問題に取り組み、6か国協議アメリカ代表に加わって協議に臨み、北韓訪問の回数も10回以上にのぼっています。
ソン・キム特使は、韓国政府の同意とアメリカ上院の批准を経て、8月頃、韓国に赴任してくるものとみられています。

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