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北韓が初めて文政権を非難

ニュース2017-05-19
北韓が初めて文政権を非難

北韓の労働党の外郭機構が、新型の中長距離弾道ミサイルの発射に対する文在寅(ムン・ジェイン)政権の対応を非難しました。
文在寅政権が今月の10日に発足して以来、北韓が新政権を公式に非難したのは初めてです。
北韓労働党統一戦線部の外郭機構の朝鮮アジア太平洋平和委員会は、18日に発表した報道官談話で「新しく政権についた南朝鮮当局が、今回のミサイル発射試験の意義には目を背け、むやみに外国勢力とつるんで不穏当な行為をしている」などと韓国政府を非難しました。
報道官は、また、文大統領がミサイル発射に対応し、国家安全保障会議(NSC)を緊急招集し、北韓を糾弾したことについて「醜態」と非難するとともに、「朴槿恵(パク・クネ)前政権と同様だ」などと付け加えました。
文大統領は、14日に開かれたNSCで、北韓のミサイル発射を国連安全保障理事会の決議に反するものだとし、「北韓との対話の可能性を開いていはいるが、北韓が判断を誤らないよう挑発には断固として対応する」と強調しました。
一方、北韓の朝鮮中央通信が19日に配信した個人名の記事で、韓国と北韓の間で「対話と対決は両立し得ない」と主張しました。
これについて、韓国統一部は19日、定例記者会見で、「北韓は非核化による韓半島の平和と安定、そして南北関係の改善に向けた韓国政府と国際社会の努力に応じるべきだ。韓半島の緊張緩和のために何よりも重要なのは、北韓が核とミサイルによる挑発をやめ、韓半島問題の平和的な解決に向け変化した姿勢を見せることだ」と述べました。
こうした北韓側の主張は、対北韓政策で、圧力と対話を並行する考えを示す文在寅政権への批判を込めたものと受け止められています。

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