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北韓の万景峰号が運航開始 ロシアへの定期便

ニュース2017-05-19
北韓の万景峰号が運航開始 ロシアへの定期便

北韓の貨客船・万景峰(マンギョンボン)号が、北韓とロシアを結ぶ定期便として運航を始めました。
万景峰号は17日に北韓の羅津(ナジン)港を出発し、18日朝、ロシアのウラジオストクに到着しました。
今回の運行は、船舶の状態や航路などを点検するためのもので、乗客はおよそ40人で、多くが中国の旅行会社の代表となっています。
万景峰号は、北韓北東部の経済特区・羅先(ラソン)とロシア極東地域の玄関口・ウラジオストクを結ぶ定期便として、これから月4回程度、往復するということです。
北韓とロシアを往来する貨客船の定期便が就航したのははじめてです。
万景峰号は、かつて、日本と北韓の間を往来し、在日朝鮮人の人々の里帰りや日本からの物資輸送にも使われましたが、2006年に北韓のミサイル発射などを受けて、日本政府が独自の経済制裁として入港を禁止しています。
船を北韓側から借り受けたロシアの運航会社は、ウラジオストクへ運ぶのは、主に中国から陸路で北韓の羅先に入る中国人観光客で、政治的背景はなく純粋に経済的なものだとしています。
万景峰号が運行を始めたことについて、日本は、北韓のミサイル発射を受けて国連が安保理決議で北韓への制裁を強化しているなか、この定期便が北韓への手助けとなり、一つの抜け穴になるおそれがあると懸念を示しています。

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