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検察が捜査に着手 BBK事件で受刑者の告発受けて

ニュース2012-01-17
検察が捜査に着手 BBK事件で受刑者の告発受けて

2007年暮れの大統領選挙の前に政局を揺さぶった株価操作の「BBK事件」で懲役8年の判決を受け服役中の在米韓国人、金敬俊受刑者(46)が、当時、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権との密約を暗示する、偽の手紙で金受刑者を陥れようとしたとして、手紙の作成者らを名誉棄損罪で、去年暮れに検察に告発しましたが、これを受けて検察が捜査に着手しました。
ソウル中央地方検察庁は、天安刑務所に収監されている金敬俊受刑者を先週、検察に呼んで告発内容について事情を聞いたと、17日、明らかにしました。検察の調べに対して金受刑者は、偽の手紙を書いたシン・ギョンファさん兄弟と、背後勢力に対する処罰を求めたということです。
シン・ギョンファさんの弟は、去年初めに「偽の手紙の背後には李明博大統領の義理の兄と、大統領の側近が介入している」と主張していました。
検察は、近くシン・ギョンファさん兄弟を呼んで事実関係を確認することにしています。
「BBK事件」は、在米韓国人の金敬俊受刑者が1999年、韓国で投資顧問会社BBKを設立して株価操作をし、投資資金を横領した詐欺事件です。金敬俊受刑者は、当時、この事件に李明博大統領が関わっていると主張しましたが、李明博大統領は自分も株価操作の被害者だと主張して関与を否定しました。

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