北韓へ小麦粉180トン 民間支援
金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の急死で先送りされていた韓国の民間団体による北韓への小麦粉支援が再開されることになりました。
今回、北韓に支援される小麦粉は開城工業団地の協議会が募金し、南北平和財団に寄託した1億ウォンで購入したものです。
統一部は20日、南北平和財団の関係者数人の北韓訪問を承認しました。
南北平和財団の関係者は来週27日、黄海北道(ファンヘブクド)の小学校と託児所などを訪れて小麦粉180トンを渡す予定で、関係者の一部は小麦粉が北韓住民に分配されるかどうかを確認するため、28日まで滞在する計画です。
これについて統一部の金炯錫(キム・ヒョンソク)報道官は「北韓の金正日国防委員長の弔問期間が終わり、北韓当局は新年の共同社説を通じて住民の暮らしの向上を強調している。それに北韓は通常、年の初めには外部との接触が少なくなるが、今回、韓国の民間団体の支援を受け入れたのは北韓の新しい指導部が順調に機能している証拠である」と分析しています。
[Photo : ]