4年に1度の第6回統一地方選が4日投票日を迎え、午前6時から全国1万3600か所の投票所で投票が一斉に行なわれています。
今回の選挙では、17の広域自治体の首長や教育監をはじめ、226の地方自治体の首長や議員、合わせて3952人を選出することになっていて、去年2月に発足した朴槿恵（パク・クネ）政権に対する中間の評価とともに、旅客船セウォル号の沈没事故に対する政府の対応についての審判としても注目されています。
中央選挙管理委員会によりますと、今回の選挙で投票権を持つ19歳以上の有権者は、人口全体の80%余りに当たるおよそ4130万人で、前回4年前より6.3%増えています。
一方、期日前投票にあたる事前投票が先月30日と31日に、全国規模の選挙では初めて実施され、投票率は11％を超えて、事前投票としてはこれまでで最高を記録し、全体の投票率が60%を超えるかどうかや、事前投票で投票率が低かった40代、とくに、女性の投票の行方に関心が集まっています。
統一地方選挙の投票率は、1995年の第1回地方選挙の68.4%を頂点に、その後、下落していて、前回2010年は54.5%に留まっていました。
投票は、4日午後6時に締め切られ、全国252の開票所で順次開票が始まり、選挙結果の大勢は4日午後11時前後に判明するものとみられています。

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