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米国務省 平昌五輪きっかけの米朝接触は「ない」

ニュース2018-01-12
米国務省 平昌五輪きっかけの米朝接触は「ない」

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックをきっかけにアメリカと北韓が接触する可能性について、アメリカ国務省が「可能性はない」と一蹴しました。
アメリカ国務省のブライアン・フック政策企画本部長は現地時間の11日、定例の記者会見で、平昌冬季オリンピック期間中に韓国を訪れるペンス副大統領が北韓の高官と接触する可能性があるかという質問に対して、「可能性はない」と答えました。
フック政策企画本部長は、アメリカの対北韓政策である「最大限の圧力」によって北韓が南北対話に応じることになったと評価し、来週、カナダ・バンクーバーで開かれる外相会合で北韓に核・ミサイル開発を断念させるための国際社会の連帯について協議すると述べました。
この会見で、国務省のスティーブ・ゴールドスタイン次官は、「北韓のオリンピックへの参加を歓迎するが、これは出発にすぎず、北韓は近く、不可逆的な非核化の計画を携えて対話の席に着かなければならない」と強調しました。
一方、大統領府青瓦台の関係者は、アメリカと北韓の接触の可能性について、「オリンピックとパラリンピックを終えて、韓米が合同軍事演習を再開すれば、再び山場を迎える可能性がある」という見通しを示しました。
オリンピックとパラリンピックが終わる4月ごろには、韓米合同軍事演習が再開されるだけでなく、北韓も故金日成主席の誕生日を控えていることから、普段より挑発の可能性が高まるためです。
この関係者は、この時期に北韓が挑発を行わなず、うまく管理され、南北対話の雰囲気が続けば、アメリカと北韓の対話の糸口がつくられるとみています。
これまで、国務省は、北韓が核・ミサイルの実験を60日間停止すれば、対話に応じるという姿勢を示してきたためです。
しかし、北韓は、非核化を前提にした対話には応じないとする姿勢を崩さないでいるため、南北対話を米朝対話につないでいくために乗り越えなければならないハードルは依然として高いとみられます。

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