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羅卿瑗国会外交統一委員長 訪日

ニュース2015-04-02
羅卿瑗国会外交統一委員長 訪日

韓日国交正常化50周年を迎えて、韓日関係の改善を図るために、与党セヌリ党議員で、国会外交統一委員長の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)氏が日本を訪れました。
羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)委員長は1日から2日間、日本を訪れ、岸田文雄外相、衆議院外務委員会の土屋品子委員長、自民党の谷垣禎一幹事長ら日本政府、議会、与党の要人とそれぞれ会いました。
会談では、両国関係をこれ以上悪化させてはならないという認識で一致し、羅委員長は、両国が新たな友好関係を築くことを提案しました。
なかでも岸田文雄外相との会談では、安倍晋三首相がアメリカ議会の上下両院合同会議で行なう予定の演説について触れ、「演説が韓日両国が新たな友好関係を結べるかどうかの試金石となるだけに、未来志向的な内容が盛り込まれるべきだ」として、旧日本軍慰安婦問題について日本が責任ある措置を取るよう促しました。
岸田文雄外相は、「互いの国民感情を考慮し、互いに配慮する努力を重ねていけば、両国関係はさらに発展するだろう。安倍首相の演説が、韓国をはじめ国際社会の理解を得られ、評価される演説になることを望む」と答えました。
また羅委員長に、両国間の多様なルートによる対話が大事だとして、議員外交などのコミュニケーションにも力を入れてほしいと求めました。
土屋品子委員長は、羅委員長が新たな友好関係に向けた両国議会の取り組みを模索する共同決議案を提案したことに対して、前向きに検討すると答えました。
羅委員長は、安倍首相の夫人が経営する居酒屋で、日本の女性議員らと懇談会を開き、両国の多様な分野で活躍する女性リーダーを招いての「韓日女性リーダーシップフォーラム」を開催することを提案しました。

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