朴槿恵（パク・クネ）大統領に対する支持率が50%を超えていることがわかりました。
世論調査会社「韓国ギャラップ」が今月1日から3日間、全国の成人男女1000人あまりを対象に、朴槿恵大統領の国政運営について尋ねたところ、肯定的な評価をした人は54%で、前の週に比べて5ポイント上昇し、ことしに入ってもっとも高くなっています。
肯定的な評価の理由については、「安全保障政策」をあげた人が36%で最も多く、次いで、外交部門が17%でした。
先の高官級会談で南北間で合意がなされたことや、中国の抗日戦勝利70年記念式典に出席するため中国を訪問したことなどが、支持率の上昇につながったものとみられています。
肯定的な評価が50%を超えたのは、旅客船セウォル号沈没事故が発生した直後の去年4月の第三週以来、初めてです。
否定的な評価は6ポイント減って、38%でした。
一方、政党に対する支持率は、与党セヌリ党が44%で最も高く、最大野党・新政治民主連合が22%、正義党が4%の順でした。

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