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鳥インフル危機警報 最高レベルに引き上げ

ニュース2017-06-06
鳥インフル危機警報 最高レベルに引き上げ

済州(チェジュ)道の農家で発生した鳥インフルエンザが、感染力が強い高病原性鳥インフルエンザであることが確認され、高病原性鳥インフルエンザに対する危機警報が6日午前0時から、「警戒」から最高段階である「深刻」に引き上げられました。
済州(チェジュ)道では、2日、農家から、飼育している鶏が死亡したという通報があり、簡易検査を行ったところ、H5N8型の鳥インフルエンザであることが確認され、精密検査を行った結果、感染力が強い高病原性鳥インフルエンザであることが5日確認されました。
済州で感染が確認されていた別の農家でも、精密検査の結果、高病原性鳥インフルエンザであることが確認されました。
済州道の農家で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたのは初めてです。
これを受けて、政府は5日、農林畜産食品部、国民安全処、環境部などによる関係長官会議を開き、危機警報を「警戒」から最も高い「深刻」に引き上げました。
危機警報の段階が「深刻」に引き上げられると、全国の主な道路に消毒設備が設置され、政府が飼料工場や食肉処理場など家畜関連施設や家禽類を売る伝統市場も閉鎖されます。
韓国では5日まで、済州道、全羅北道(チョンラブクド)群山(クンサン)市、慶尚南道(キョンサンナムド)梁山(ヤンサン)市、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市など8か所の農家で鳥インフルエンザの感染が確認されています。
感染が確認されたのはいずれも全羅北道群山市の飼育農家が鶏を供給した農家です。

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