気温が1度上がると、交通事故の発生率が1.2%増加するという見解が出されました。
民間研究所の三星(サムスン)交通安全文化研究所が明らかにしました。
それによりますと、2016年6月から2018年7月23日までの期間中、夏に発生した交通事故186万6083件を分析したところ、猛暑に見舞われたことし7月1日から23日まで発生した事故は19万3796件で、去年に比べて7.9%増加しました。
また、1日の交通事故の発生件数を見ますと、最高気温が23～24度の涼しい日は平均で6958件だったのに対し、最高気温が35～36度の暑い日は平均で9259件に増加しています。
気温が1度上がると、交通事故の発生件数が平均で1.2%増加する傾向が見られるということです。
これについて専門家は、猛暑の影響で正常な体温が維持できない場合、睡眠を調節する体の機能がうまく働かず、日中の疲労度が高まるため、運転中の判断力に悪影響を及ぼすものとみられると説明しています。

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