国会は国政監査2日目の20日、法制司法委員会など13の常任委員会で国政監査が行われ、貯蓄銀行問題などをめぐって攻防が行われました。
政務委員会は、金融委員会に対する国政監査で不法なローンが明らかになり、貯蓄銀行7行が営業停止になったのは、金融当局が適切な措置を怠ったためだという指摘が出され、預金者の被害を減らす方法や貯蓄銀行の財源確保について質しました。
企画財政部に対する国政監査では、野党側議員は富裕層に対する減税が財政危機をもたらしたとして増税が必要だと主張したのに対し、朴宰完（パク・ジェワン）企画財政部長官は税金だけで財政赤字問題を分析してはならないと強調しました。
統一部に対する国政監査では、柳佑益（リュ・ウイク）統一部長官は南北関係について「現実的な姿勢をもって韓半島の平和を増進させ、南北関係の改善に向けて努力していきたい。また北韓への支援は人道的な見地と非政治的な南北交流という原則に基づいて柔軟な態度で模索していきたい」と強調しました。

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