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南北赤十字協議 秋夕の離散家族再会事業で原則合意

ニュース2013-08-23
南北赤十字協議 秋夕の離散家族再会事業で原則合意

人道的問題について話し合う南北赤十字協議が23日板門店で始まり、南北は旧暦のお盆、秋夕(チュソク)前後に離散家族の再会事業を実施することで原則的に合意しました。
ほぼ3年ぶりとなった23日の協議では、午前の全体会議で南北双方がそれぞれの立場を表明し、離散家族の再会事業を秋夕(チュソク)前後に行うことで原則的に合意したということです。
また、韓国政府は、離散家族問題の根本的解決に向けて、再会の定例化、安否の確認、手紙の交換などを提案したほか、捕虜・韓国人拉致被害者問題の解決なども提案したのに対し、北韓は具体的な反応を示さなかったということです。
全体会議が終了したあと、首席代表協議が行われ、再会事業の日程や訪問団の規模などについて調整が行われ、韓国政府は、これまで南北それぞれ100人となっていた訪問団の規模を拡大したいとしているのに対し、北韓側は、これまでの規模を維持することを主張したものとみられています。
また、再会場所について、韓国はソウルと平壌(ピョンヤン)で行う案を提示したのに対し、北韓は、再会場所を金剛山にすることを主張し、金剛山観光事業の再開に向けた実務協議を早期に開くことを求めたものとみられています。
これまで、離散家族の再会は、2000年8月の1回目から3回目まではソウルと平壌で行われましたが、それ以降は北韓の要求に応じて、金剛山で行われてきました。

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