朴槿恵大統領 インド・スイスを国賓訪問
朴槿恵(パク・クネ)大統領は今月中旬、インドとスイスを相次いで訪問し、スイスではダボスで開かれる世界経済フォーラムに参加することになっています。
これは、大統領府青瓦台が9日、明らかにしたものです。
それによりますと、朴槿恵大統領は今月15日から22日までの間、インドとスイスを国賓として訪問し、それぞれ首脳会談を行うということです。
就任以来6回目となる今回の外国訪問では、韓国の経済政策について紹介するとともに、韓国の投資環境を積極的にアピールする「セールス外交」を展開することになっています。
このうち、インドには、15日から18日まで滞在し、マンモハン・シン首相との首脳会談を行い、外交、安全保障の協力強化、投資拡大、科学技術や情報通信分野での協力の基盤づくりなどをめぐって協議するほか、韓半島周辺情勢についても意見を交わすことにしています。
また、スイスには、18日から22日まで滞在し、ブルカルテル連邦大統領と首脳会談を行い、貿易、投資の拡大、職業教育や科学技術の協力強化、気候変動などのグローバルな懸案や、韓半島情勢について話し合うことになっています。
さらに、朴大統領は、21日から2日間、スイスのダボスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会に出席し、全体会議で「創造経済と起業家精神」と題して、基調演説を行うことになっています。
韓国の大統領がスイスを訪れるのは、1963年の国交樹立以来初めてのことです。
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