中国のハルビン市に安重根義士記念館がオープンしました。
安重根義士は、1909年10月26日に満州のハルビン駅構内で初代朝鮮統監を務めた伊藤博文を暗殺し、韓国や中国では義士とし尊ばれています。
韓国外交部によりますと、この記念館はハルビン市とハルビン市鉄道運営局がハルビン駅構内に作ったもので、19日に開館式が行われ、黒竜江省の副知事やハルビン市長などの関係者が出席しました。
記念館には、伊藤博文暗殺当時の写真など、安重根義士と関連した各種の資料が展示されていて、無料で入場することができます。
朴槿恵大統領は、去年、習近平国家主席と会談した際、安重根義士と関連して、暗殺現場に標示石を設置して記念するよう提案していましたが、中国政府は記念館を作ることで応えたかたちになりました。

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