サッカーのＷ杯ブラジル大会は韓国時間の18日午前7時から、H組の韓国対ロシアの試合が行なわれ、１－１で引き分けました。
この試合、韓国代表は後半23分に鋭いミドルシュートを放ち、ロシアのゴールキーパーが弾いて先制ゴールを決めましたが、その直後の29分に同点ゴールを許し、結局引き分けました。
この試合に合わせて、全国30か所で街頭での応援が繰り広げられ、ソウル市内では、光化門広場と江南のコーエックス前の道路に大型スクリーンが設置され、警察の発表であわせて4万人余りが韓国代表に声援を送り続けました。
このうち、ソウルの目抜き通りの世宗大通りに挟まれた光化門広場では、幅30m余りで600m近くにわたって、公式のサポーター「レッドデビル」のシンボルカラーである赤のＴシャツを身に着けた1万8000人がつめかけ、韓国代表が先制ゴールを決めると、大歓声が沸き起こっていました。
今回のワールドカップは、4月の旅客船沈没事故の追悼機運が続く中での試合となり、会場では、比較的冷静な応援が目立ち、試合終了とともに、ゴミを片付けるなど、組織化された街頭応援となりました。

[Photo : ]