韓国と日本が安全保障上の機密情報共有を可能にする軍事情報包括保護協定（GSOMIA）に仮署名したことについて、アメリカ国防総省は現地時間の14日、歓迎する立場を表明しました。
アメリカ国防総省の報道官は14日、「韓日の間で軍事情報包括保護協定が公式に締結されれば、北韓による脅威が増すなか、北東アジアにおけるアメリカの最も近い同盟国である韓国と日本の協力がさらに強化されるだろう」と述べました。
韓日米3か国の協力を重視するアメリカ政府は、これまで、繰り返し、韓日両国による軍事情報包括保護協定の必要性を強調してきました。
韓国では、韓日軍事情報包括保護協定の締結により、韓国が日米のMD＝ミサイル防衛システムに組み込まれるのではないかと懸念する見方が広がっています。
韓日米3カ国は今月9日と10日の2日間、6月末に続いて2回目の、北韓のミサイルを探知・追跡するミサイル警報訓練を共同で行っており、この訓練については、3カ国のミサイル防衛システムの統合に向けた第一歩という見方も出ています。

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