水泳の朴泰桓（パク･テファン）が、リオデジャネイロオリンピックでの予選敗退以来、初めて出場した国際大会で優勝を果たしました。
朴泰桓は17日午後、東京の辰巳国際水泳場で開かれている第10回アジア水泳選手権大会初日の自由形200メートルに出場し、1分45秒16の記録で優勝しました。
この記録は、リオデジャネイロオリンピックの男子自由形200メートルで銀メダルを獲得した南アフリカ共和国のチャド・レ・クロスの1分45秒20を上回るものです。
朴泰桓はことし、ドーピング問題で紆余曲折を経てオリンピックへの出場を果たしたものの、予選で敗退するなど苦戦しました。しかし、先月10日に行われた全国体育大会の自由形200メートルで1分45秒01で優勝し、回復ぶりを見せました。
今回の大会で、朴泰桓は、18日の自由形400メートル、19日の自由形100メートルと1000メートル、20日の自由形50メートルに出場する予定ですが、
初日に優勝を果たすなど順調なスタートを切っただけに、さらなるメダル獲得が期待されています。

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