韓国貿易協会国際貿易研究院が18日まとめた、多様な統計データにもとづいて韓国の現状を分析した報告書で、韓国は研究開発や科学技術の発展では進んでいるものの、社会、労働、暮らしの質の面での評価は低くなっていることがわかりました。
それによりますと、韓国の暮らしの質に関する指数は、10点満点の4.95点で、前年より7ランク下がって 47位となっています。アメリカは18位、日本は20位、中国は45位でした。
また、1人当たりの年間労働時間は2015年時点で2113時間と3番目に長く、失業率は3.6％で14番目に高くなっています。一方、経済成長率は2.6％で104位となっています。
国家イメージは16位、国際競争力は29位、透明性は43位で、いずれも去年より下がっています。
一方で、情報通信技術発展指数は1位、インターネット通信速度１位など、研究開発や科学技術の発展では、高い評価となっています。

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