韓米の外交・国防の政策トップによる（2＋2）「閣僚級拡張抑制戦略協議体(EDSCG)」の初の会議が、20日（現地時間）、アメリカのワシントンD.Cで開かれます。
外交部と国防部が14日明らかにしました。
EDSCGは、アメリカの同盟国が敵国から核攻撃の脅威を受けた場合、アメリカが核の傘、ミサイル防衛システム、在来兵器を動員し、アメリカ本土と同じレベルの抑止力を提供するという概念です。
今回の会議では、現在の韓半島の厳しい安保情勢を踏まえ、北韓に対する軍事的抑制や外交的圧力と制裁を含む、包括的な抑止強化案に関する戦略的・政策的な議論が行われると政府は説明しています。
外交部は、今回の会議について、韓国の大統領弾劾と、アメリカの政権交代が重なった時期にも、韓米同盟は健在で、韓国の防衛に関するアメリカの公約を履行するという意志と準備態勢には変わりがないということを確認する意味があるとみています。
閣僚級拡張抑制戦略協議体(EDSCG)は、拡張抑止の実行力を高めるため、10月アメリカで開かれた韓米外交・国防閣僚会議（2＋2）で両国が新設することに合意しました。

[Photo : ]