ソウルでサード配備反対集会 米大使館一周へ
アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国配備に反対する、市民団体の集会が24日、ソウルで開かれます。
サード配備に反対する市民団体「サード阻止全国行動」は、24日午後3時から、ソウル中心部にあるアメリカ大使館付近で集会のあと、午後6時から大使館を一周するデモ行進を行う計画です。
大使館裏側の道路の行進については、警察が外国公館100メートル以内での集会禁止法にもとづいて禁止しましたが、市民団体が休日の集会は集会禁止法に当たらないとしてソウル行政裁判所に執行停止処分を申請し、裁判所がこの主張を一部受け入れ、20分間に限って行進できることになったものです。
これによって市民団体は、午後3時からソウル市庁前の広場におよそ3000人が集まってサード配備中止を求める集会を開き、その後、数キロ離れたアメリカ大使館に向かい、午後6時から大使館を一周する行進を行う計画です。
警察は大使館周辺に警備線を設け、離れた場所におよそ4700人の機動隊員を待機させて警備に当たることにしています。
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