通商交渉本部長 専門性を重視
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、産業通商資源部の通商交渉本部長に金鉉宗(キム・ヒョンジョン)元国連大使を任命しました。
金鉉宗氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で通商交渉本部長を務め、韓米FTA交渉を取りまとめたほか、45カ国・地域とのFTA交渉に携わりました。
大統領府青瓦台の関係者は金鉉宗氏について、主要国とのFTA交渉の経験があり、経済通商分野の専門家として懸案を円滑に解決してくれるだろうとしました。
アメリカのトランプ政権は韓国に対して、貿易赤字などを理由にFTAの再交渉を求めるなどしており、経済通商分野の専門性を重視した人事と受け止められています。
韓国は、対米投資の増加など、韓米FTAによるアメリカのメリットを強調していく方針です。
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